よい買い物は合理的思考から
   暮らしを楽しく変えるためのヒント集

よい買い物は暮らしや人生を変える
何かを買おうとするとき、価格と性能を比較して悩むのは誰でも同じです。でも、そもそもその商品やサービスは自分の生活に本当に必要なのか、なぜ必要なのか、他に方法はないのか、それを買うことでどう幸せに(便利に、楽に、楽しく……)なれるのかということを少し考えるだけで、選択が大きく変わるかもしれません。
例えば私は、国産の電動アシスト自転車を買ったことで、毎日の生活がガラッと変わりました。見る風景、人とのつきあい方まで変わったのです。これは普通の自転車では実現しませんでした。坂が多い日本では、スポーツとしての自転車を楽しめるだけの体力や根性がない人たちにとって、自転車生活は苦役になってしまうからです。

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宣伝文句にのせられず、自分に合ったものを正しく選ぶ
メーカーがテレビを売ろうとするとき、色が鮮やかとか大画面で圧倒的な迫力か、最近では4K、8kといった宣伝文句を並べます。でも、本当に重要なのは画質だの画面の大きさだのではなく、「録画機能」なのです。簡単に録画できるのはもちろんのこと(それはほとんどの機種でできます)、同じ時間帯に重なっている複数の番組を同時録画できるか、録画する外付けHDDは簡単に交換や増設ができるかといったことが極めて重要です。リアルタイムで地上波テレビをだらだら見るような生活をしている人は稀ですし、そんな生活は幸せな生活とは言えません。
本当に面白い番組だけを効率よく見て楽しむためには、ポンポンと録画できて、つまらないと分かったらサクッと消していくことができる、簡単で余裕のある録画性能が必須です。また、MP4動画を入れたSDカードをスロットに入れるだけで再生できる、あるいはスマホやタブレットの中にある動画を無線でつないですぐに大画面テレビに映し出せるといった拡張性・柔軟性も重要です。それらを満たしたテレビを買うことで、それまでのテレビ生活が劇的に変わります。
「なぜそれが必要なのか」を考える
多くの人がガラケーからスマホに機種変更して、高額な通信料を毎月払っていますが、割り切った使い方ならば、MVNO(大手通信業者の回線を使って廉価にサービスを提供している会社)のデータ通信SIMを使って、通話は無料アプリか050通話という方法もあります。iPhoneとほぼ同じ機能を持つiPod touchとモバイルWi-Fiを使うという手もあります。モバイルWi-Fiルーターに入れる通信用SIMは月額数百円からあります。
通信費が節約できるだけでなく、ネット閲覧や仕事関連はタブレットの大きな画面で、音声通話やオサイフ機能は格安スマホでという使い分けで、合理的な生活に変わります。

このサイト(41.ST)では、そうした合理性を基本にした「よい買い物」で、生きにくい現代を少しでも楽に過ごすことを提案しています。
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